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新感覚の買物体験ができる「バレンタインパラダイスVR」記者発表レポ – MBA留学生Sunnyのインターン日記#03

こんにちは。サニーです。

ショッピングサイト「オムニ7」内に期間限定でオープンしたバレンタインショップ
VALENTINE PARADISE VR(バレンタインパラダイスVR)」の記者発表が行われるということで、取材に行ってまいりました。

「VALENTINE PARADISE VR」は、AIチャットボットフリックショッピングVR の機能を備えた、
まるで本当のお店で買い物をしているような新しい体験ができるもので、
エスキュービズムのVRコマース機能と「TIG Commerce」(フリック機能)を採用していただきました。

参考:

以下、2019年1月17日、都市型ショッピングセンター「アリオ葛西」で行われた発表のレポートです。

◇ ◇ ◇

記者の方々が集まる説明会への参加は今回が初めてとなりますが、
リテール企業のプロモーション活動を体験できる非常にいい機会となりました。

記者発表では、イトーヨーカ堂様から今年のバレンタインに向けた企画の紹介、
オムニ7を運営するセブン&アイ・ホールディングス様から「VALENTINE PARADISE VR」の説明、
そして最後に、アリオ葛西内のバレンタイン商品の売場紹介がありました。

「VALENTINE PARADISE VR(バレンタインパラダイスVR)」の記者発表

バレンタインは女性がスイーツを楽しむイベントに変化

はじめに、イトーヨーカ堂様からバレンタイン企画のコンセプト説明がありました。

昨年のバレンタインチョコレート意識調査結果によると、自分のために買う人が一番多く、
前年度と比べてもその比率が増えているそうです。
また、2016年度にWEBで検索されたバレンタインキーワードのトップ10には「義理」と「本命」がありましたが、
昨年は無くなり、「イベント」が新たにランクインしたそうです。

女性が男性へチョコを配る従来の習慣から離れて、女性自身がスイーツを楽しむイベントに変わりつつあることを受けて、
今年のバレンタイン企画のテーマは“ミュゼ・デユ・ショコラ(チョコレートの美術館)”。
「チョコレート好きを魅了させる数多くの商品を、美術館みたいに集めた」というコンセプトだそうです。

想像以上にサクサク動いて、簡単に買い物かごに入れられる

次はセブン&アイ・ホールディングス様から「VALENTINE PARADISE VR」の説明とデモンストレーションがありました。

「VALENTINE PARADISE VR」の説明とデモンストレーション

使ってみて一番に感じたことは、サイトのレスポンスが速いことです。
VRサイトは読み込みが遅そうなイメージがありましたが、サクサク動くことで、
気楽に多様な商品を見ながら簡単に購入まで進むことができました。

すべての商品を一覧し、価格順で並べるというようなことはできないので、通常のECサイトより不便な面もあるのかもしれないですが、
仮想の店舗に入ってどんな商品があるかワクワクしながら買物することができるので、
実際の店舗に行けないお客様でも同じような気分を味わうことができそうですね。

売り場がまるで博物館のようにときめくからこそ、「ネットでも買える」がとても便利

最後に、アリオ葛西内にある“ミュゼ・デユ・ショコラ”と名付けられたチョコレート商品売り場を見せていただきました。

アリオ葛西内チョコレート商品売り場

コンセプトどおりに、各種キャラクターとのコラボ商品、面白いデザインのパッケージなど、
バレンタインじゃなくても買ってみたい商品が、まるで博物館みたいに揃っていました。
ドラゴンボールとのコラボ商品などは韓国ではなかなか買えませんし、外国人観光客も興味を持ちそうな商品がたくさんありました。

また、売り場の演出で、ヨーロッパ風(?)の古風な椅子が置いてあり、
こちらはインスタに写真をよくアップロードする女性に人気がありそうです。

インスタに掲載することによって、バイラルマーケティング(口コミ)にも繋がりますし、
最近、韓国でも女性向けのかわいいコンセプトの、いわゆる“インスタ映え”スポットがあるカフェが人気で、
若い日本人女性観光客がよく訪れています。

ミュゼ・デユ・ショコラ

その他、スターウォーズのチョコなど、「VALENTINE PARADISE VR」でも見かけた商品がありましが、
買物をするときによく迷う私のような消費者にとって、店舗で買わなくても後からサイトで購入できるので、
オムニチャネルの対応はとても便利だと思いました。

キャラクターチョコレート(スターウォーズ)

新しい技術が活用されていくきっかけになれば

こういうメディア向け説明会を通じて「VALENTINE PARADISE VR」のニュースが取り上げられ、
EC技術に対する認知度が高まり、多くのリテール企業で新しい技術が活用されていくといいですね。

正直なところ、個人的にバレンタインはあまり意識しないのですが、
来年のオムニ7様のバレンタインがどう進化するか、楽しみです。(いや、チョコ欲しいです。)

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