PoCのすすめ
2.立案編

この記事はPoCのすすめ 1.調査編の続きです。

PoCのご提案について

ディスカッションおよび調査結果をもとにPoC内容の確認

ディスカッションおよび調査後にミーティングを行い、「ホログラフィックディスプレイ」を深掘りする方向付けを行いました。
上記内容で検討を進めることができるように準備を進め、実施可否協議に向けて以下3点の議論を行っていきます。

  • ホログラフィックディスプレイについて
  • 実証実験に向けた制作実験等について
  • コンテンツ・展開案について

実現方式およびPoC内容のイメージ共有

ホログラフィックディスプレイとは、スクリーンを重ねるなど物理的に奥行きを出して映像を投影することで立体的にを見せるもの。既存の映像の上に3D映像を重ねるなど、今までにないものをリアル世界に召喚することを可能としています。

複数の実施方式をご提示し、期間や費用をご提案

農業用フィルムを利用したスクリーン(ポリッドスクリーン)

透過率が高く、いわゆる現実混在型ライブなどで利用されている。超歌舞伎などでもこの技術でアプローチをしている。

網戸を利用したスクリーン(アミッドスクリーン)

透過率の高さが特色で低コスト、簡易的に実現できることが特色である。

PoC実施のプロジェクト計画のご提示

ポリッドスクリーンおよびアミッドスクリーンの構築について、システム構築をどのように実現をしていくのかという点を踏まえて以下の手順で実験を計画していきます。

PoC実施後の展開イメージと他社展開事例の共有

想定されるビジネスモデルの展開案

店舗の装飾としての利用
  • 店舗エントランスの装飾や、シーズナルイベントの装飾としての利用
  • 店舗イベントスペースの装飾、催事の背景などでの利用
店舗のイベントコンテンツとしての利用
  • 催事エリアを利用した展開を想定。「ホロライブ」というキーワードを利用し、3D系キャラクターと連携も考えられる。(自社開発系3DVtuberもあり得る)
  • 自社コンテンツとの連携や、アニメ系コンテンツとの連携したイベント/催事などと絡めた展開。(元データをどのように入手できるのか、が重要なセンテンスとなる)
体験型コンテンツとしての利用
  • そもそも体験できる場所が少ないため、実施するだけで一定の話題にもなりうる。
  • 背景部分などで独自性のある演出を実施。ユーザのスマホ内のコンテンツを再生可能にするなど、持ち込み型体験も考えられる。

他社事例の共有

  • より理解を深めていただくため、上記コンテンツを他社ではどのように実施しているか情報共有を実施。

エスキュービズムのPoCでは、まずは今ある課題に対してアプローチしやすい期間や費用で行える内容を考察し、最適な形でご提案させていただきます。

PoCのすすめ シリーズ

記事に記載している内容は、ほんの一部の例に過ぎません。
この他にも非公開の事例などございますので、お気軽にお問い合わせください。
エスキュービズムが、貴社の思い描くDXを実現するお手伝いをいたします。