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コンビニの省人化に向けた実証実験店舗 セブンイレブン麹町駅前店

こんにちは
新卒の広報担当、清水です。

今回は、セブンイレブンが省人化にむけた実証実験を行っている、セブンイレブン麹町駅前店に足を運んできたので、その様子をレポートします。麹町駅前店は、オフィス街のなかに店舗を構えており、私が店舗を訪れた際もスーツ姿の来店客が多い印象を受けました。
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この店舗では、店舗の課題解決を目的とした実証実験を継続的に行う拠点として、キャッシュレス対応のセルフレジ、電子棚札やタバコ販売での新型什器の導入などさまざまな省力化・無人化の実験が実施されています。

実証実験における各取り組み

セルフレジ

最近、セルフレジを設置しているコンビニは増えてきていますが、設置されている台数は、各店舗につき1つといった店舗が多いように思います。
しかし、この麹町駅前店では5つものセルフレジが設置されており、来店客が自分で会計まで完了できます。なお、セルフレジのうち3台はキャッシュレス専用で、残り2台は現金の利用が可能となっています。
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セルフレジでは弁当などを購入すると、温めまで自分で行う必要がありますが、来店客自身で使用可能なで電子レンジが4つ用意されており、セルフレジを使用した来店客が不自由しないような設備が整えられていました。

電子棚札

麹町店では約2000個の電子棚札を導入しています。電子棚札を使用することによって、店員の値札シールの張替えの作業をなくし、店員の作業時間をどの程度削減できるかを検証しているようです。

タバコの新型什器の導入

麹町店で行われている実証実験の中で、最も画期的なのは、タバコの販売に新型の什器を利用していることでしょう。この販売システムでは、レジの横に設置されているタッチパネルを使ってタバコを注文します。タバコのブランド、銘柄、個数を選択し、注文確定をタップすると、バックカウンターに設置されている什器の該当商品部分が緑ランプで点灯し、店員はその商品を取り出すだけでタバコが販売可能です。

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コンビニで取り揃えているタバコは200種類以上の銘柄があり、同じブランドでもタールの含有量が違っていたり、番号でなく銘柄の略称で注文されたりと、店員が探し出すのに時間がかかることがよくあります。こうした時間や手間の削減を狙って、新しいタバコの販売システムを導入しています。

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実際にこのシステムを使用してみましたが、操作画面がシンプルでわかりやすく、ストレスなく会計まで行うことができました。

人手不足への対策として

郵便・宅配の発送受付や受け取り、イベントのチケットの発送など、コンビニの店員が対応しなくてはならないサービスが増えている中で、店舗は人手不足に悩まされているというコンビニ業界の現状があります。
こうした深刻さを増す人手不足への対応として、こうした省人化に向けた実証実験行う店舗は増えていくのではないでしょうか。

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