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次世代の笑いのカタチを開発せよ!お笑い×IoTハッカソン開催レポート

こんにちは!人材戦略部の野賀(のがりー)です。

8月6日(土)、7日(日)にかけて「お笑い×IoTハッカソン」が開催されました。

以前、本ブログでもIoTプログラミング速習会の様子を取り上げましたが
ハッカソン当日は、大学生や社会人の12チームが2日に渡ってアイデアを練り、開発に取り組みました。

会場は7月に開催したIoTプログラミング速習会と同様、
ニフティ様のご協力をいただき、セミナールームをお借りいたしました。

まずはチーム内でディスカッションし、必要な部品を準備するところから始まりました。
IoT開発に必要な部品類はチームで調達してきたり、
準備されていた様々なセンサーやIoT製品を活用しての開発となります。

午後は早速プログラムを始めるチーム、買い出しに行くチームなど、
それぞれの開発アイデアを実現するために静かな戦いが進行していきました。

そして、メーカー各社のご協力によりHue、Myo、mother、mesh、OLYMPUS AIRなど、
既に実用化されているIoT製品の貸し出しも行われ、開発アイデアの一助になったようです。

1日目の夜も徹夜で作業を続けたチームが半分ほど。
深夜から未明にかけては、エナジードリンクタワーが立っていましたよ!

2日目、徐々にアイデアが形になっていく過程で、
「これはどんなIoTになるのだろう?」と思わせるチームが多々ありました。

ぶた・・・?

板に釘・・・?

リ●ックマ・・・?

並行して、プレゼン資料の作成も行います。
限られた時間の中で、審査員にしっかり伝えるためには、分かりやすいプレゼン資料を作ることも必要です。
また、今回の開発テーマは「お笑い」ですので、笑いのセンスも求められることになります。
これは意外とハードルが高かったのではないでしょうか。

午後2時過ぎに開発終了!
いよいよ発表に移ります。発表の順番は事前にくじ引きを行い、決定しました。
審査員はIoTのWEBメディア「IoT NEWS」の編集長 小泉耕二氏、
エスキュービズム・テクノロジー 代表取締役 武下真典、
エスキュービズム通商 代表取締役 真田幹己。

持ち時間は各チーム8分で、審査員からのコメントや質問も活発に飛びました。
12チーム、ネタもアイデアもかぶらず、笑いの絶えない発表時間となりました。

審査員は別室で審査を行います。
どれも秀逸な出来で、予定よりも審査に時間がかかってしまったほどです。

※各チームの発表内容についてはこちらのブログをご覧ください!
◆Usable IoTサイト:https://usable-iot.com/blog/?p=1583

そして、いよいよ審査結果の発表です。
まずは「お笑いのセンスがあるで賞」。
be CHICKEN Breastチーム【竹害防止のための竹再利用が及ぼす影響削減】
高いプレゼン力と「やりきった」ところ、
ツッコミどころが満載で「お笑い」コンテンツとしても面白かった、という評価でした。

次に「技術力があるで賞」。都エアラインチーム【た(わむ)れまく】
参加チームが総じて技術力が高い中、
「流れてくるコメントが飛んでいく」などのインタラクションを開発したところが高く評価されました。
コメントだけでなく、このIoT製品を活用することで新たなお笑いが生まれる可能性も評価ポイントでした。

ついに最優勝作品の発表です。面白法人カヤックチーム【モーカリマイク】
一番最初に発表したカヤックチームは、
プレゼン内容、製品、デモまで含めて全体的なクオリティの高さが評価されました。
アプリデザインもしっかり当ててあるところなど、総合力の勝利でした。

受賞された皆さん、おめでとうございます!

〜審査員からの総評〜

IoTNEWS 小泉耕二氏
IoTに関するニュースサイトをやっているため、毎日IoTに触れているが、こんなに楽しかったイベントはなかった。
プレゼン時間があっという間に過ぎた。お笑いというテーマだったため、
参加者の皆さんも思い切ってできたのではないだろうか。

エスキュービズム・テクノロジー 代表取締役 武下真典
脱落したチームもなく、皆さんの完成度の高さがすごいと思った。
用意していたMESHなどのIoTツールも使ってデモをしていたところなど、スキルの高さも評価できた。
お笑いとIoTという遠いテーマ同士を多彩なアイデアで紐づける力もあるなと思う。
実際に企業に売り込めるネタもあった。ぜひチャンスがあったら、実際に持ち込んでみてほしい。

エスキュービズム通商 代表取締役 真田幹己

世の中ではIoTについて、製造業以外での使い方がよく分かっていない。
最先端の技術を持った人達と「お笑い」をテーマに本気で何かを作ったら、
分かりやすいものができるのではないかと考えて今回のハッカソンを企画した。結果としてやって良かったと思う。
審査については接戦。本当に素晴らしい会となった。

最後に、全員で集合写真を撮影しました!
皆さんの達成感にあふれた笑顔が非常に印象的でした。
二日間の様子は、FRESH!by AbemaTVで配信され、6万PVを突破しました。ありがとうございます!

10/18(火)IoTカンファレンスでは、今回の最優秀作品がブラッシュアップされて展示される予定です。
現在申込受付を開始しております。(※本イベントは社会人限定となります。)
https://usable-iot.com/iotconference/

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