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代表取締役社長 薮崎 敬祐  (1979年2月15日生)

東京大学経済学部を卒業し進学。 東京大学大学院経済学研究科修了後、株式会社リクルート入社。 新卒および中途採用を中心にした、人材サービスのソリューション営業を経て退社。

みんな(顧客、消費者、社員、自社)がHAPPYになる組織をつくることを目標に起業。2006年5月、一人で自宅にAコマース株式会社(現株式会社エスキュービズム)を設立、企業間取引支援およびWEBソリューションサービスを開始する。 事業拡大に伴いその方向性を明確にするため、2007年4月に設立理念とサービス理念をこめた、エスキュービズムに社名変更。

日本では、特に学生の間は、おおよそのレールが敷かれており、そこでは一般的とされる価値観のもと「正解」が用意されています。しかし実際の世の中には真の「正解」はなく、数ある選択肢の中から自分で「正解」を決めるしかなく、もっと言えば、選択したものを自分の力で正解にすると決めるしかないと考えています。自分で「決め」て自分で「やりきる」、そこに「言い訳」はありません。

どんな商品、サービスもそれをお客様のためになるようにすると決め、実際にいただいたものに見合った効果が返せるようにやりきり、妥協や言い訳をしないことが一番大切だと考えています。

書店のビジネス書コーナーを見ると様々な観点からの本が並んでいます。 「実力主義」と「成果に応じた報酬」など制度が重要というものもあれば「ビジョン」や「理念」などの共感が重要だというものあります。

私は先達の経験や実績に基づくこれらの教えはすべて正しく、本質的にはすべて重要だと考えています。 「ビジョン」がなければ進む方向が見えず将来が不安になります。 一方どんなに高邁な「理念」があっても、それを実現する根拠がなければ単なるきれいごとにしかすぎません。 また現代の人間にとって、生きていく上でお金は重要な要素であり、「理念」があればお金はいらない、とは誰も言いきれないと思います。

この企業にとって何が大切かという議論に内在する要素は下記の3点があり、すべて必要不可欠で大切なのはそのバランスだと考えています。 3つとは、1つめが【現在】、2つめが【将来】、そして3つめが【生涯】、の要素です。

【現 在】    というのは「現時点で得られる報酬」です。
【将 来】    というのは「将来的に得られる報酬」です。
【生 涯】    というのは「人生におけるシアワセ」です。

「実力主義」「成果報酬」というのは【現在】だけにフォーカスしたものであり、【将来】や、【生涯】という観点がありません。 一方「理念」「ビジョン」というのは、【生涯】において「価値観をともにする人とのつながり」「社会における存在意義」「意味ある時間の証としての成長」など個人のシアワセにフォーカスしたものであり、【現在】および【将来】における報酬を保障するものではありません。

昭和の日本においては【現在】の報酬は低くても、【将来】の報酬を保障する年金や経済成長があり、その社会の一体となった成長、それにリンクした社会での価値観の一致が【生涯】のシアワセにつながっていたのだと思います。 しかし成熟社会となった現在の日本ではこのいずれも実感が薄れ、【将来】の見通しのなさが漠然とした社会の不安につながっており、その反動として【現在】や【生涯】にフォーカスした議論が起こっているのだと思います。

この3つの要素のどれも捨て去ることはできず、かといって昔のように社会に頼ることもできない中、バランスよく実現することがこれからの企業経営には特に求められていると思います。 そうした考え方に基づきエスキュービズムでは下記のような経営方針を取っています。

【現 在】の軸

現在の市場において収益性のある事業を展開し、実力をきちんと評価する仕組みを導入することにより、個人が毎日生活に不安や不満を極力抱えず安心して生活できるようにする。また「仕事の押し付け合い」や「やったもの負け」が起こらないように全員が「できる」か「できない」かではなく「やる」か「やらない」かという方針で臨むことを徹底する。

【将 来】の軸

常に満足、慢心することなく成長戦略を実現し、ダークサイドに落ちることなく成長し続けることで社会における存在価値を確立し、成長していく個人が次のステージに見合った仕事や報酬を実現し続けられるようにする。そのために、見えない未来に不安を抱いて歩みを止めるのではなく、「意志」と「覚悟」をもって挑戦し、自ら未来を切り開くことをスローガンとして掲げる。

【生 涯】の軸

価値観を共有する人とのつながりにおいて自己の存在実感、組織への貢献実感から生まれるシアワセを得ることを目指す。そのためみんながHAPPY、子供が尊敬できる大人といった組織が大事にする価値観に共感する人の採用を徹底する。