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オーダーから会計まで自分のスマホでOK クラフトマルシェ

こんにちは

新卒の広報担当、清水です。
今回はオーダーから会計まで全て自分のスマホで完了できるというキリンシティの新業態の店舗「クラフトマルシェ by Kirin City」に行ってきたのでセルフオーダーシステムを使った感想をレポートします。

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クラフトマルシェとは

クラフトマルシェは、キリンシティが展開する若い世代へ向けたクラフトビールレストランで、16種類のクラフトビールやビールに合わせたフードを楽しむことができます。

この店舗の最大の特徴は、来店客のスマホを活用したセルフオーダーシステムを採用しているという点です。
来店客は、LINEアプリを使用することでフードやドリンクのオーダーから会計までをスマホを操作するだけで行うことができます。

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セルフオーダーの使い方

お店に到着し席に着くと、はじめにスマホのカメラでQRコードを読み取るよう案内されます。
このQRコードを読み込むと、LINEアプリが起動するので「クラフトマルシェ」の公式アカウントに対して、権限を「許可する」を選択します。

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「許可する」を選択するとトーク画面が開きます。既に自分の入力欄にURLが入力されているので、送信を選択します。
するとトーク画面にURLが表示されるので、それをタップすると自分のスマホ上でメニューが開きます。
食事中ずっとメニューを表示している必要はなく、友人からのメッセージに返事をしたりしても、クラフトマルシェとのトーク画面でURLをタップすれば、いつでもメニューに戻ることができます。
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ドリンクやフードが書かれた部分をタップすると、画面が移りサイズや数量を選択し、カートの商品を追加します。
注文したい商品をカートに入れたら、「注文する」ボタンをタップし注文が完了します。

会計の際には、カートの画面から「会計に進む」を選択します。するとLINE Payの画面に移り決済を行います。
スマホでの決済はLINE Payにのみ対応しており、スタッフに声をかければ、現金やクレジットカードでもお会計ができます。

今回は同僚と一緒に食事をし、それぞれのスマホで注文したのですが会計画面では、全ての注文が合わせて表示されていました。
割り勘はできずにテーブルごとに合わせて会計するという形式になっているようです。
LINE Payで支払って退店すると、スタッフに声をかけずに退店することになるため、どのように会計済みかどうかを判断するのかを店員に尋ねたところ、
LINE Payで決済されると店内のセンサーが反応し、スタッフが確認できるとのことでした。

オーダーから会計まで全てスマホの店舗に行ってみて

ユーザーとして感じたのは、スマホでのオーダーが直感的に操作でき、非常に使いやすかったという点です。
私は学生時代、レストランでアルバイトしていたのですが、注文を受けてオーダーを入力するハンディの操作が苦手だったので、実際に使ってみるまではスマホ上でのオーダーも煩雑なのではないかと思っていました。
しかし、メニューは画像で表示されており、そこをタップするだけで商品が選択できるのでスムーズに注文できました。

店舗スタッフにとってセルフオーダーシステムはオペレーション効率化の面で効果が高いと言われます。
注文を取りに行く手間を削減でき、スタッフの労力を他の業務に回せるためです。少ない人数で効率的に店オペレーションを回すことは、省力化・省人化につながり、人手不足が慢性的な課題となっている飲食業界にとっては今後導入が増える仕組みでしょう。

LINEを活用することのもう一つの意味

また、オペレーション以外の面でも、LINEを活用することで顧客との接点をつくりだしています。

食事に行った次の日の昼ごろ、クラフトマルシェからLINEメッセージが届きました。「ご来店ありがとうございました」というメッセージと共に、webの予約フォームへのリンクがあり、もう一度行きたいと思ったユーザーが簡単な操作で予約できるような導線が作られていました。
LINEを活用することで、多種多様なツールを横断することなく再来店の促進施策も可能になっています。

このように、クラフトマルシェのLINEを活用したセルフオーダーシステムは、店舗のオペレーションの改善だけではなく、顧客との接点をつくりだす役割を果たしています。
セルフオーダーシステムは店舗にとってメリットの大きなツールです。また、ユーザー目線でみても、簡単に操作可能で使いやすいシステムであると感じました。
昨今の店舗の省人化への流れも相まって、今後セルフオーダーシステムは普及していくのではないでしょうか。

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