PARCOにモノが買えるデジタルサイネージが出現 PARCO CUBEを体験してきた
こんにちは
新卒の広報担当、清水です
今回は、以前の記事でも取り上げた渋谷PARCOの5階、PARCO CUBEに設置されている、スマホと連動したデジタルサイネージを使った購買を体験してきたのでレポートしようと思います。
PARCO CUBEは渋谷PARCOの5階にあり、11のブランドが出店しているエリアです。
各店舗での販売だけではなく、デジタルサイネージと自分のスマートフォンを同期させることによって、多くのアイテムに出会い、選べるオムニチャネル型の売場を提供。リアル店舗とデジタル、両方の良いところを活かすことで、来店客それぞれのライフスタイルに寄り添った買い方を提案することを目的としています。
PARCO CUBEのデジタルサイネージを使ってみた
PARCO CUBEの店舗はそれぞれ10坪程度と他のエリアに比べると小さめになっており、限定商品などを取り揃えています。
たくさんのブランドが出店しているエリアの中でも、一段と目を引くのがこのデジタルサイネージです。
タッチパネル式で操作可能な、大きなデジタルサイネージが4台並べられています。
ユーザーはまず、自分のスマホのカメラで、サイネージに表示されているQRコードを読み取ります。すると、スマホとサイネージが同期され、スマホはPARCOのオンラインショップへと移動します。
専用アプリをダウンロードすることなく、スマホなど端末のカメラでQRコードを読み込んで、WEBブラウザで表示するため、初めてお店でこのサイネージを知ったという人でも気軽に使用することが可能です。
同期を行った後で、サイネージ上に表示されている商品を選択し、「カートに入れる」を選択すると、スマホの画面上でもカートに入ります。
そのまま購入することはもちろん、気になった商品をメモ代わりにスマホに表示したまま、店舗に行って実物を確認することもできます。
デジタルサイネージを購買体験に活用する意味とは
PARCO CUBEでは、サイネージを活用することで多様な購買方法を来店客に提供しています。
サイネージで見た商品をオンラインストアで購入できるようにするなど、
「店舗で買って持ち帰る」、以外の購買方法を用意することで、購入した商品を持たずに手ぶらで帰りたいといった来店客のニーズに答えているといえます。
また、初めてサイネージを見た人でも使用方法がわかりやすいデザインになっていて、簡単に商品を購入することができます。
このような購買体験ができるデジタルサイネージは、商品を購入する際の選択肢を広げられるため、他の小売店舗でも今後導入される可能性のあるテクノロジーだと感じました。