S-cubismS-cubism

【ECzine Day講演レポート】あたりまえを変えろ!ECの次世代インターフェースで、新しい買い物体験を

先日、ECに関する情報サイト「ECzine」が主催するカンファレンス『ECzine Day 2018 Spring』に弊社の真田が登壇致しました。

そこで今後、小売業界が新しい価値を生むための戦略と技術に関して講演しましたので、ちらっとご紹介させて頂きます。

ー ECへの固定観念を壊すことから始めましょう ―

エスキュービズムはリテールイノベーション(小売革命)を掲げており、様々な企業様の課題をテクノロジーで解決してきました。今回はECzine Dayということもあり、弊社もOrange ECというEC構築システムを持っているので、ECを中心にお話ししたいと思います。

ECの市場規模が15~16兆円規模に増加していますが、エスキュービズムへの依頼からもECを中心とした施策への注目度が高まっていると感じます。

ただお話を聞くと、「ECを構築したい」という時のクライアントのECサイトのイメージってほとんど同じなんですよね。

みなさんも、ECサイトをイメージしてみてください。

左にカテゴリーやレコメンドがあって、トップにバナーがあって、特集ページがあって、検索窓が設置されていて、、、というようなデザインじゃないですか?
確かにこれは非常に合理的な購買方法になっています。

ちなみにですが、数年前からオムニチャネル・O2Oといった施策が生まれました。しかし、結果としてオムニチャネルやO2Oは失敗と評されることも少なくありません。その理由の一つとして、ECが合理的すぎたため、消費者は購買を「店舗」と「EC」でうまく使い分けたので、リアルとデジタルの融合が進まなかったということがあると思っています。ECで購入するときは合理性や利便性が大事で店舗で買い物するときはわくわく感やエンタメ性などの感情的な部分が重要だと言われていますよね。

ですが、そもそもを考えると、これってamazonや楽天などのモール型のECサイト事業社が築いてきたものなんですよね。 そのため、モール事業会社が作った土俵の上で、事業会社が戦って勝つのは無理だと思います。

だからこそ自分たちの新しいルールを作らないといけないと考えていて、例えば、 欲しいものが明確ではない層に対して有効なECサイトができないかと模索することなどは重要だと思います。

私は、今までのモール事業者が作ってきた定義を変えるには、やはりECのインターフェースから変える必要があると思っています。【ライブ・AIチャット・VR/AR・動画】などの技術が確立されていますが、これらとECを組み合わせることでまったく新しいインターフェースのECができそうですよね。
(ただ、私個人としてはライブコマースはあまり流行らないんじゃないかと思っています。)
ただし、 【ライブ・AIチャット・VR/AR・動画】などの新しい技術を取り入れるだけではなく、この4つをどのように組み合わせていくか、企画力が重要だと思っています。

― 『デジタルマーケティング×テクノロジー施策』が成功の秘訣 ―

【ライブ・AIチャット・VR/AR・動画】などの新しい技術を取り入れるだけではなく、この4つをどのように組み合わせていくのか。それに加え、新しい技術の導入だけでなく、それをどのように宣伝・プロモーションを行っていくか。これからは、専門店側の企画力が重要となってくると思っています。

例えば、弊社が昨年開発したVRコマース技術というものがあるのですが、VRで実店舗(もしくはCGの仮想店舗)の中を商品を見ながら楽しんで回遊でき、その場で買い物が可能です。当然、これだけで売り上げを上げられるかといったら、そうではありません。その技術に加え、質問に10個答えると該当のフロアへ案内してくれる仕組みだとか、チャットボットで接客する店員を出したり、今までにあった技術と新しい技術を掛け算していくことが必要となってきます。

あとは動画インターフェースも、とても注目しています。弊社で今挑戦しているのは、動画コマースというものがあります。例えばCMやプロモーションムービーを見ながら商品をフリックすると購入できるものになります。「TwitterやinstagramのようなSNSで買い物ができたら使いたいか」というといった調査で4割の人が使いたいと答えており、若年層向けとしてエンタメ性を含みつつ手軽に購入する事ができれば、今後市場が拡大するのではないでしょうか。スマホユーザー向けに、手軽さを重視するのであれば、もしかしたら会員登録だって最初は無くたっていいのかもしれません。

― さいごに ―

まず、この新しい技術たちは、「レコメンドや新着情報などのSKUを少なくして売り上げを上げたい」とか、「競合優位性を作りたい」などの時に、新しいプラットフォームとして使って頂きたいです。現在のECサイトによくあるのが、レコメンドや新着情報とかで入ってくる情報が多すぎて、売上が上がらないケースが散見しています。EC全体を作り変えなくても良くて、特設ページだけ企画として新しい技術を使って作り替えるといった方法も有効です。

今後、専門店はモール事業会社の真似をするのではなく、世の中のWEBサービスの流行りを集めて考慮し、流行を掴んで行く必要があります。そのうえでデジタルマーケティングに新技術を使い、どの様な企画でEC戦略を立てるかといった『企画戦略』がモノを言う時代がやってきます。これまでのカタチにとらわれず、自由に策を練っていってください。

関連記事

ページ上部へ戻る