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Mr.オフショアが日本に帰ってきた!国内の人材を育てることに熱意を燃やす!![開発職]

こんにちは。本日はエスキュービスムのシステム開発本部にてシステムディレクターをしている、
乾さんにお話を伺いました!

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ー長い間、海外と日本を行き来していたんですよね?

そうなんです。前職・前前職とIT企業で働いていたのですが、あわせて15年くらい企業のオフショアを担当していました。今でこそ、アリババやテンセントなどの世界に名だたるIT企業が中国で台頭していますが、昔は日本に比べ中国は人月単価がかなり低かったのです。10年以上前の日本ではインターネットが普及し始め、様々なシステムが構築されていく中で、人件費コストを下げ競争優位性を上げる為に、日本から海外へ開発部隊を移動させるのがトレンドになっていました。

昔の中国やインド国内では、日本のIT・システム企業の仕事をすることが一種のスティタスで、求人にはかなりの応募が殺到し、優秀な人材の獲得ができていました。しかし、徐々に国内の需要が高まり、本当に優秀なエンジニアはアメリカへ、その次は国内で、と日本はランクが落ちてしまいました。

そうなって来た時に、国内をもっと育てることの方がいいのではないか、と思いました。

ー今エスキュービズムで人材育成をしているんですよね?

オフショアに陰りが見えてきて、私自身新しいことをしてみたいな、と思いエスキュービズムへ入社しました。今はPOSのシステムディレクターをしています。案件担当もしていますが、POS担当のシステムディレクターが足りていないので、エスキュービズムのエンジニアの中からシステムディレクター希望の人を育てています。

POSのシステムディレクターは、上流工程や要件定義をする際に、お客さんと店舗オペレーションを同じレベルで話せなくてはいけません。その上で、お客さんのギャップ分析をし、スケジュールやコスト管理をします。この店舗オペレーションなのですが、かなり経験値が必要なスキルとなります。小売企業各社ごとにオペレーションにはクセやこだわりがあり、いくつかの企業を経験しないと、その会社独自のものかどうかわからないのです。

進捗表やWBSの書き方なんて、すぐ覚えることができます。しかし、お客さんの色やクセを読み取る経験値というものは、プロジェクトにかかわらないと覚えられません。なので、他の業種でシステムディレクターをやっていた人よりも、POSや店舗システムを作っていたエンジニアから、システムディレクターを育成したいと思っています

ーエンジニアでも希望すればディレクターになれるってこと?

エスキュービズムは、「やりたい」という気持ちを尊重してくれます。もちろん、熱意次第ですが、例えば働いている会社で『ディレクターはまだ早い』と言われた事がある人は、もしかしたらエスキュービズムが合うかもしれません。今エスキュービズムでエンジニアをしていてくれている人で、「ゆくゆくはディレクターになりたいです」と話してくれたので、私の案件の会議に同席してもらって、どのようにお客さんと話しているかキャッチアップしてもらったりしています。「これがやりたい!」と言っている人に対して、寛容な会社だと思っています。

他にも、1段階上に進んだ人で、プロジェクトのシステムディレクターを1人で担当してもらっていますが、“1人で”といっても優秀な品質管理や私達がそばにいて、難しい問題にぶつかった時はすぐに声をかけ合えるような環境が整っています。

また、システムディレクターだけに限った話ではありませんが、エスキュービズムが作っているようなECやPOSのシステムは1人で作れる規模のものではありません。「コミュニケーションを取ることが苦手で黙々と開発する人」がエンジニアに向いていると言われたりもしますが、それは間違っていると思っています。開発というのは、チームで進めていく事がとても重要なのです。

これまでエスキュービズムも、1人で黙々と作業することが得意な人はたくさんいましたが、なかなかチームとしてまとまったり・まとめたりする事が苦手な人も多くいました。しかし、私や他のシステムディレクターたちから、若い世代の人たちへ、チームの作り方やチームとしてみんなで課題に進んでいく方法を伝えています。

エンジニアで、自身のレベルを上げたい、新しいポジションにチャレンジしたいという方、お待ちしております。

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